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三陸海岸大津波 [ 吉村昭 ]のレビューは!?
年齢不詳さん
想定外の津波などなかった。 だから、岩手には原子力発電所がない。 想像力の欠如。油断。すべて人災である。
30代 男性さん
東日本大震災の津波被害が1000年に1度などと言われているが、この本を読むと、概ね50年に1回は三陸沿岸に起こっていたことが分かる。行政を含めて、防潮堤の整備で避難訓練等が等閑になってしまっていたのかもしれない。 どうやら人間は同じ過ちを繰り返すようで、自分の周りで見聞きした経験以上のことを想像できない。ご先祖様が子孫のためにいろいろな言い伝えを残していたが、平和な環境が続くとどこかでその言い伝えも途切れてしまう。 本にもあったが、これからも間違いなく三陸沿岸では地震が発生し、津波が押し寄せる時が来る。仕方がない。今回こそはきちんと後生に地震や津波の怖さを伝え続けて行く必要がある。世代が変わっても、津波は身近な自然現象として存在し続ける以上は、「逃げ方」を途切れないように伝え続けなければならない。この「続ける」方法を考えなければいけないと思う。 というようなことを考えさせられる本でした。おすすめです。
年齢不詳さん
吉村昭作品なので、てっきりドキュメンタリー小説風の作品かと思って購入してみたら、ルポルタージュだったのですね。 それにしても丹念な取材で、読み応えがあります。 この本が書かれた後になってから科学的に解明された事実も多く、また実際に大きな津波被害が起きてしまったわけですが、このような現在時点にもしも吉村昭氏が存命であったなら、氏はいったいどんな続編を書かれたのでしょうか。
年齢不詳さん
関東大震災とセットで買いました。次のそのまた次の世代にも引き継ぎ、読み繋がれていくもの、と思いました。
30代 女性さん
阪神大震災の被災経験がありますが、その時は『津波』被害がなかった為、津波の被害を知りたいと思い、購入しました。 この本は明治と昭和8年、チリ地震の津波被害にスポットを当て、感傷的な文は一切排除して、統計数字や被災者自身の言葉だけを使って、津波の恐怖を描き出してくれます。 当時の被災者が語った「津波は必ずやってくる。しかし、今の人たちは警戒しているから、死ぬ人は滅多にいないと思う」の言葉は、『人間が作る未来』を信じているようです。でも、この度の震災後に読むと切ないです。
40代 男性さん
時代はちがうが、今回の東北沖地震が文章で書かれている様に感じる。 映像よりも文章のほうがリアリティが増すこともあるようです。
30代 男性さん
昭和45年出版。 いわゆる ・明治三陸地震(明治29年) ・昭和三陸地震(昭和8年) ・チリ地震大津波(昭和35年) について、筆者が、当時の被災者に直接取材をしたり、 被災者自身が書いた作文や体験談を基に 編集した著作。 170ページ余りの分量ということもありますが、 本書の内容に引き込まれあっという間に読了しました。 筆者の感想・心象を極力省き、 被災者の実体験を忠実に記すことに 専念していることから、 当時の様子がより生々しく伝わります。 3.11で私たちが見聞きしたことと 同様の事がほんの100年も経たない以前に 起こっていたことが、はっきりとわかります。 これでも『想定外』だったのでしょうか・・ なお、3.11以降大幅に増刷された本書の印税は 既に亡くなられている筆者の遺族の篤志により、 全額被災地に寄付されるそうです。
50代 男性さん
過去3度に渡る津波について知りたいと思い購入しました。 今回の震災と共通する部分もありとても興味深かったです。なんとかこういう記録を後世に伝えたいものです。
年齢不詳さん
過去の津波記録が気になり購入しました.専門書ではないため,多少の物足りなさはありますが,津波の惨劇が克明に描かれており,改めて津波災害の恐ろしさを痛感した次第です.金額も安く,ポケットサイズなので,お手軽です.
50代 男性さん
今回の大震災で南三陸町の実家が罹災しました。4歳の時チリ地震津波を体験し41名もの町民が犠牲になったと聞いてましたがそれ以前を知りたくて注文しました。