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科学と科学者のはなし [ 寺田寅彦 ]のレビューは!?

50代 男性さん
理系離れが叫ばれている中、中学生や高校生に是非読んで欲しい本。寺田寅彦の文章は日本文の勉強にも役立ちます。

30代 女性さん
子どもの為に買ったのですが読んでみたら面白く、買って良かったです。短いエッセイがたくさん載っているので、料理をしながら(煮込む間)等に読み、あっという間に読んでしまいました。 津波に関する文章もあり、興味深かったです。3/11より前に読んでいればよかったな。

40代 男性さん
某中央線と山手線の駅名みたいな進学塾の教育情報誌に推薦されていたらしく,夏休みの読書用に購入するのだそうです。

年齢不詳さん
興味深く読める本です。ちょっと空いた時間とかに少しずつ読んでます。

年齢不詳さん
この程度の本が読破できないと、お受験戦争には勝てないそうです。 古い本なので、正直な話、大人の自分が読んでも読みにくいです。 頑張れ、息子よ!

年齢不詳さん
これから大学に入ろうとしている理系の高校生にぜひ読んでもらいたい1冊です。大学生にもお勧めです。

30代 男性さん
本が大好きな姪っ子へのプレゼントとして購入しました。 とても喜んでいたようです。

30代 男性さん
子供の感受性・創造力・正しい日本語能力を育てるために私費で蔵書を集めて小さい図書館をつくっています。ですからくだらない本は選びません。ぜひ子供たちに読ませてあげたい本です。

30代 女性さん
小学生の息子に購入しました。ちょっと内容は難しいのですが、むしろ大人が面白く読めました。蜂の団子の話や寿命と身長など興味深い話題を扱っています。

40代 男性さん
寺田寅彦の随筆集。科学に関係するもののあれば、全くの雑感といったもの、そして俳句の師、夏目漱石の思い出など多彩な内容である。某中学受験予備校が指定図書にしたそうであるが、このエッセイ集、中学受験程度の国語の問題を作成のために手軽な素材が満載なのである。ということは、この程度の本が小学校6年生で理解できなければ、中学入試は無理ということである。内容は、日常のありふれた光景を科学者の眼で観ると、というものが多い。「電車の混雑について」は積分が出てくるが、知らなくても理解できる。現代では、なぜ同じ時間帯に混んだバスと空いたバスが来るのか?といったところ。「言語と道具」は論理的に文章を読むのに最適である。「金平糖」は現代物理学のカオス理論・複雑系理論を先取りしている。「化け物の進化」は科学の本質をユーモラスに語っている。「身長と寿命」は相対性理論の走りである。「科学者とあたま」を読めば、学校の教師に対する見る目が変わること必然。「人魂のひとつの場合」は内容的には高校の物理学の世界である。「蓑虫と蜘蛛」は生態系の重要性を示唆している。とにかく、大人でも小学生高学年の子供にもどちらにもためになる大変な良書である。